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EBS / MultiComp(マルコン)はベーシストの必需品!?
EBSのベース用コンプレッサー、マルチコンプ。略してマルコン。
「マルコンとサンズ・ベードラ」など、ベーシストなら一度は聞いたことがあるだろう組み合わせ。
マルチコンプがあったからEBSはここまでのビッグメーカーになったのでは?というぐらい、ベーシストにとって定番なコンプ。
自分みたいなひねくれ者は少しカッコつけて「マルコンかぁ、ちょっと定番過ぎてなあ…」など言って、ちょっと玄人ぶってみたりと、敬遠してしまうんです。
確かに長く使っていると少し飽きる。
が、久しぶりに引っ張り出し、音を出して見ると「あれ、こんなに良かったっけ?」と思います。
やはり【定番】になるだけのポテンシャルを持ってるなあと、改めて実感します。
幾度かのマイナーチェンジ
何年か前からトゥルーバイパス仕様に変更もされてます。
初期型はインプットの位置が左、アウトプットが右側に付いていて、他のペダルと逆向きになり、ボードに並べるのが大変なシロモノでした!
※現行のモデルは、標準的な右がインプットの仕様なのでご安心を!
そして今は安くなってます!新しく買う人が羨ましいぐらい安くなってます!
追記2016年2月現在はStudio Editionというモデルになってます。
そういえばこーじさん@kohjinはツアー中にアコギに使っていました。実はベース以外でもお薦め!
マイナーチェンジで進化を遂げているマルチコンプ、なぜこんなに一家に一台みたいに浸透したのか?
おすすめの理由 〜3つぐらいあります
1. 少ないツマミでセッティングが楽ちん
コンプには本来、THRESHOLD、RATIO、ATTACK、RELEASEなど、細かくセッティングするときにはツマミが多くあるのですが、マルコンにはついておりません。
「じゃあ細かくセッティング出来ないなら、ダメじゃん!!」
とならずに、なぜここまでスタンダードになった理由は感覚的にツマミをいじって効果を実感でき、かつ音がイイからだと思います。
2. 音がイイ
音が良いというのは、ベーシストによってスタイルや好みも違うので一概に言えないのですが、「音が、らしくなります」
ツヤが出るし、うっすらと掛けてあげると良いサウンドに。
マルチコンプ、音も勿論ですが、サイズも小さくコンパクトで、ツマミに足がぶつかっても動かない(これ意外と重要)ので、スラップの時などオン・オフを曲によって変える時にも安心です。
3. 3種類のモード切り替えが出来る
チューブシミュレーションマルチバンドノーマル
この3種類のモードが切り替えられます。
お手軽にノーマルでもよし、チューブシミュモードで真空管みたいにパキっとセットするもよし、マルチバンドモードで高域と低域それぞれ調整してもよし!
と、持っているベースに合わせて使い分けも出来て便利です。
微調整したい人はマルチバンドで!
使う時には裏蓋を開けると見える、小さいトリマーをいじればハイとローの掛かり具合を別々に調整出来ます!
蓋なんて開けた事ないぜ!という人は是非お試しを!チューブモードよりスッキリします。
ヤマハBBにメインのボードで使ってます。